大人の気晴らし

実家暮らしが家族協力なしで始める脱プラ、ゼロウェイスト

ダンボールコンポストの日々⑥ミズアブ大量発生の原因

前回書いたウジ虫大量発生。

私にはなぜなのか思い当たる節がありました。なので、今回は私のコンポストのウジ虫大量発生の原因について語りたいと思います。

 

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 ウジ虫発生の原因

ずばり、私の場合は水分過多が原因でした。

順調にいっていたダンボーコンポスト

そんなある日、母親が近所の方から熟し過ぎた小ぶりのメロンをもらってきました。

食べれるなら食べて、って感じでもらったそのメロンを切ってみると、熟れっ熟れの発酵始まっている感じで、全部は食べられなかったんですね。

食べれるとこ食べて残った残骸は、結構な量がありました。

それをコンポスト入れてみるー、と言って引き取ったんです。

もちろんザクザクと大まかに切って分解しやすくしました。

で、熟れっ熟れの為そうやって切ってからコンポストに入れるまで、入れておいた間にも容器にはメロン汁が溜まってました。

翌日の朝コンポストに投入する時、一瞬「あー汁多いなー」って思ったことは覚えてます。でも、その時すでに投入態勢に入っていて、

 

今さら汁捨てにいくの面倒

 

さらに

 

まあ何とかなるだろう

 

となり、考えたのは本当の一瞬、入れちゃえ、って思って汁ごと投入完了。

いつもと同じように軽く基材を混ぜ、上にも被せて終了しました。

 

で、次の日。

開けてスコップ入れた瞬間に、

 

くさっ

 

となりました。何日も放っておいた生ゴミのような強烈な臭い。

それまで、完全分解されてなくてもそんな臭いが出ることは一度もありませんでした。

※1年ほど経つ今でもそんな臭かったのは、その時だけです。

 

やばい、と思ってかき混ぜると、基材がべちょっとして明らかに水分過剰の状態になってました。

今思えばここでもっと頑張れば良かったんですけど、その時は少量のヌカなど入れて全体をかき混ぜて、何とかなりますよーに、と祈りながら終了。

たしか十分なヌカがなかったという状況で、お祈りに頼ることに(笑)。

 

なので次に開けた時にも、もちろん劇的に状況が改善しているはずはなく、さらには残った生ゴミ残骸から何やら小さい白いものがウネウネと生まれている…‼?

これはかなりショックで、ショックのあまり、見なかったことにしてしまいました……

 

アホですね、今なら私はあの時の自分を殴ってやりたい。

 

 その後の経緯

で、その後は正直どういった経緯だったかよく思い出せないのです。

何かダンボールの下によく虫みたいのいるな、と思ったらそれが隙間のないはずのダンボールから出てきてたウジ虫だったり、

箱の中が気づけばウジ虫でいっぱいになっていたり、

水分過多の基材を改善すべく、猛然とどこからか探し出したヌカや乾燥させ消臭に使っていた大量のコーヒーかすを投入したり、

という思い出はあるんですが、どういう時系列だったかもう分からないんですよねー。

 

この後、一応基材の状況は持ち直したのですが、前回書いたようにウジ虫撃退には至らず、1カ月ほど共存してみました。

 

イメージとのギャップ

因みに私はウジ虫といったら白いウネウネとしたカブトムシの幼虫的なものを想像していたのですが、そんな時期を経て、成虫になるべく黒っぽくなっていくんですよ。

だから私が一番よく見たウジ虫たちは、どちらかというと大きいダンゴムシが平べったくなった、みたいな黒い感じでした。ダンボールから這い出ようとガムテに捕まってしまったのも、どこかから這い出て地面に落ちてたのも、もれなくそんな外見してました。

だから最初それらを見た時、これウジ虫…?って疑問だったんですが、ネットで色々調べたら、これぞミズアブの幼虫、ウジ虫だ、と判明。

ネットで情報を調べるのも、思わぬ所でウジ虫のアップ写真が出現して、

「わっ」とか「ぎゃっ!!」とか言いながらで、大変だったなー。

 

 反省点

という訳で、私の場合のウジ虫発生の原因は水分過多でした。

反省としては、まずメロン汁は捨てて、身だけ投入すべきだった。または身も何日かに分けるべきだったかも。

 

そして、次の日明らかに水分過多で分解されてなかったのだから、ここで基材改善を徹底的にするべきでした。

ここでもまだ、何とかなるんでは?という気持ちがあったと思う。

ヌカでも、コーヒーかすでも、そもそもの基材であるピートモスやもみ殻燻炭でも、とにかく乾燥したものを入れて、ベストの基材状態に戻すべきだった。それは早ければ早いほど良い。

結局私は、既にウジ虫発生の状態でヌカとコーヒーかすを大量に投入してその後1カ月ほど継続しました。次の日やってれば全然違ったかも、と今でも悔やむ。

 

あとは、白いウネウネとした虫が生まれていたのを目撃した時、それはその段階で取り除いたり、はたまたこの段階であれば例の「黒いビニール袋に移して炎天下放置」対策が効いたかもしれない唯一の機会だったと思う。

実際やってないので、これはタラレバですね。

 

 

とにかく初動が大事!早ければ何とかなるかもしれないです。

というわけで、

 

水分過多に気を付けよう!

 

まとめ

・基材の状態と生ゴミの水分量のバランスに気を付ける。多すぎる水分を入れない。

・悪臭を放っているのは基材の分解がうまくいってない証拠。気づいた時点で改善する。(水分過多なら乾いた粉ものを投入するなど対策を取る)

・生まれたてのウジ虫なら、「黒ビニールに移して炎天下放置」などの対策で、撃退できるかも?

 

 

それでも、虫が発生したら…

立派なウジ虫たちは撃退不可(と思う…)。覚悟を決めて生ゴミを分解してもらおう。

前回書いたように、害虫というよりむしろ益虫。私が水分過多にして、微生物が働かない環境にして、その生ゴミを処理すべく来てくれたのだ!多分。

 

 

 

 

私の怠惰で、嫌なことは見て見ぬふりをする、根拠のない楽観・先延ばし主義という性格が露呈した1件でした。

いいことないぞ!(自分に言う)

 

皆さんは対策をお早めに・・・・