大人の気晴らし

実家暮らしが家族協力なしで始める脱プラ、ゼロウェイスト

ダンボールコンポストの日々⑦ミズアブのその他話

前回のウジ虫発生の原因の記事に続き、虫にまつわるその他話を少し。

虫続きですみません。

卵の写真を載せてます。

 

 

コンポストカバーを紺色にしたら

初めは白っぽいバスタオルをコンポストカバーに使ってましたが、2回目の時は父親のいらなくなったニットシャツをもらい、自作しました。特に指定なく、たまたま要らないよともらった生地、伸びるしいいかな?という軽い気持ちだったのですが、この紺色のシャツカバーを使ったら思わぬ発見がありました。それは

 

カバーにミズアブの卵産みつけられてる

 

ってことです。ある日気づくと、紺色のカバーにクリーム色の何かが。よーく見ても何だか分からなくて、ヌカでもついたのかな~?なんて思って払い落しました。しかしその後度々同じ現象が。もしかして卵?って考えがよぎりましたが、よーくよーく見ても卵じゃないでしょー、って思ったんです。

しかしこれはヌカじゃない…度々起きる怪奇現象…ちょっと気持ち悪くなったので母親に見せてみると、卵じゃない?ってあっさり言われました。

またも猛然とネットで調べると…間違いない、ミズアブの卵‼

私の感想は「えーこんなにちっちゃいの?」でした

肉眼では卵、って形確認できないんですよ。写真でアップにしたらやっと、そうかな?レベル。粉状のものがもこっと付いてる感じ。

これが卵ならば、ダンボールの隙間どこからでも侵入できるはずだ・・・・勝てない・・・

と愕然となりました。

という訳でその日から、見つけてはせっせと撤去。ごめん、ミズアブ。

しかしこの量全部卵から孵ったらとんでもないことだよ…。

私は面倒くさがりなのでホウキで払い落としてましたが、テープを貼り付けて取るっていう方もいらっしゃいました。この方法のほうが根こそぎ撤去できそうですかね。

 

これは白いカバーにしてたら、絶対発見できなかった!

なので、私は濃い色のカバーをおススメします‼

 

 

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こう見ると卵っぽい?これでも少なめの時

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立てかけた雨よけの板についた卵


 

カバーを作ると?

話は逸れますが、カバーをキチンと付けると貧乏くささから脱却できます。

適当なタオルを掛けてダンボールの側面の文字が見えた状態だと、庶民的でほっこりはできますが否めない貧乏感…。私は玄関横に置いてるのでやや見た目は気になるものの面倒なので放置してました。ところが、(たまたま)紺色無地のカバーにしたら一気にオシャレ感が!遠目から見たら!

カバー生地選びの参考までに。

お裁縫が得意な方なら、キチンとカバー作って被せると少しの雨でも安心だし、ぐっと見栄えがアップしていいと思います!(私は出来ないけど…)

お金かけたくない、見栄えどうでもという方はもちろん、あるもので何とかしても全く大丈夫です。

 

 

基材再利用について

熟成に入りますよ、と今のコンポスト終了して次に新しく始める時に、その使ってたコンポストの一部を新しい基材に混ぜると分解が早くなる、というのでやってみました。

1回目のコンポスト、虫が発生したのにね…。

虫いないな、って部分を新しい基材に混ぜ込みました。

結果

 

翌々日ぐらいには、白カビが出て大成功

 

通常10日~2週間ぐらいかかる、分解してきたかな目安が出るのが早かったので、やはり効果はあると思います。

しかし私はウジ虫発生した基材、を入れたのでやはり

 

2回目もウジ虫発生しました・・・・

 

ま、これは自業自得ですね。

混ぜ込んだ基材に卵でもいたのでは、と。

しかしこの2回目でカバーを紺色にしたので、卵が発見できました。

きっと1回目も気づかぬだけで、カバーに卵産みつけられてたんでしょうねえ。

この2回目は、虫発生後、やはり暑くて上に上がってくるウジ虫を庭にぽいっ、としてカバーに付く卵を撤去して、ってやってたら1回目ほどウジャウジャにはならなかった気がします。

 

新しい基材には、前回の基材の一部を混ぜると分解が早く進む!

 

ウジ虫が発生した場合は、その基材は混ぜずに新しく始める!

 

 

新しい基材の1/4~1/3程度を目安に、前回基材を混ぜ込むと(目分量で適当にやりましたが)良いようです。

残りはそのまま箱に入れて1カ月ほど熟成させて堆肥に。

この堆肥にしたものをコンポスト基材として再利用するといっている自治体もあったので、そのうち試してみるかなー、と思ってます。

100%再利用基材でうまくいくのか?疑問ですが、堆肥要らないって人はそのほうがいいですよね。お金もかからないし。

 

その後3回目は新しく基材用意して1から始めて、冬だったこともありますが虫発生せず順調です。

 

卵に気を付けよう

 

 

ダンボールコンポストの日々⑥ミズアブ大量発生の原因

前回書いたウジ虫大量発生。

私にはなぜなのか思い当たる節がありました。なので、今回は私のコンポストのウジ虫大量発生の原因について語りたいと思います。

 

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 ウジ虫発生の原因

ずばり、私の場合は水分過多が原因でした。

順調にいっていたダンボーコンポスト

そんなある日、母親が近所の方から熟し過ぎた小ぶりのメロンをもらってきました。

食べれるなら食べて、って感じでもらったそのメロンを切ってみると、熟れっ熟れの発酵始まっている感じで、全部は食べられなかったんですね。

食べれるとこ食べて残った残骸は、結構な量がありました。

それをコンポスト入れてみるー、と言って引き取ったんです。

もちろんザクザクと大まかに切って分解しやすくしました。

で、熟れっ熟れの為そうやって切ってからコンポストに入れるまで、入れておいた間にも容器にはメロン汁が溜まってました。

翌日の朝コンポストに投入する時、一瞬「あー汁多いなー」って思ったことは覚えてます。でも、その時すでに投入態勢に入っていて、

 

今さら汁捨てにいくの面倒

 

さらに

 

まあ何とかなるだろう

 

となり、考えたのは本当の一瞬、入れちゃえ、って思って汁ごと投入完了。

いつもと同じように軽く基材を混ぜ、上にも被せて終了しました。

 

で、次の日。

開けてスコップ入れた瞬間に、

 

くさっ

 

となりました。何日も放っておいた生ゴミのような強烈な臭い。

それまで、完全分解されてなくてもそんな臭いが出ることは一度もありませんでした。

※1年ほど経つ今でもそんな臭かったのは、その時だけです。

 

やばい、と思ってかき混ぜると、基材がべちょっとして明らかに水分過剰の状態になってました。

今思えばここでもっと頑張れば良かったんですけど、その時は少量のヌカなど入れて全体をかき混ぜて、何とかなりますよーに、と祈りながら終了。

たしか十分なヌカがなかったという状況で、お祈りに頼ることに(笑)。

 

なので次に開けた時にも、もちろん劇的に状況が改善しているはずはなく、さらには残った生ゴミ残骸から何やら小さい白いものがウネウネと生まれている…‼?

これはかなりショックで、ショックのあまり、見なかったことにしてしまいました……

 

アホですね、今なら私はあの時の自分を殴ってやりたい。

 

 その後の経緯

で、その後は正直どういった経緯だったかよく思い出せないのです。

何かダンボールの下によく虫みたいのいるな、と思ったらそれが隙間のないはずのダンボールから出てきてたウジ虫だったり、

箱の中が気づけばウジ虫でいっぱいになっていたり、

水分過多の基材を改善すべく、猛然とどこからか探し出したヌカや乾燥させ消臭に使っていた大量のコーヒーかすを投入したり、

という思い出はあるんですが、どういう時系列だったかもう分からないんですよねー。

 

この後、一応基材の状況は持ち直したのですが、前回書いたようにウジ虫撃退には至らず、1カ月ほど共存してみました。

 

イメージとのギャップ

因みに私はウジ虫といったら白いウネウネとしたカブトムシの幼虫的なものを想像していたのですが、そんな時期を経て、成虫になるべく黒っぽくなっていくんですよ。

だから私が一番よく見たウジ虫たちは、どちらかというと大きいダンゴムシが平べったくなった、みたいな黒い感じでした。ダンボールから這い出ようとガムテに捕まってしまったのも、どこかから這い出て地面に落ちてたのも、もれなくそんな外見してました。

だから最初それらを見た時、これウジ虫…?って疑問だったんですが、ネットで色々調べたら、これぞミズアブの幼虫、ウジ虫だ、と判明。

ネットで情報を調べるのも、思わぬ所でウジ虫のアップ写真が出現して、

「わっ」とか「ぎゃっ!!」とか言いながらで、大変だったなー。

 

 反省点

という訳で、私の場合のウジ虫発生の原因は水分過多でした。

反省としては、まずメロン汁は捨てて、身だけ投入すべきだった。または身も何日かに分けるべきだったかも。

 

そして、次の日明らかに水分過多で分解されてなかったのだから、ここで基材改善を徹底的にするべきでした。

ここでもまだ、何とかなるんでは?という気持ちがあったと思う。

ヌカでも、コーヒーかすでも、そもそもの基材であるピートモスやもみ殻燻炭でも、とにかく乾燥したものを入れて、ベストの基材状態に戻すべきだった。それは早ければ早いほど良い。

結局私は、既にウジ虫発生の状態でヌカとコーヒーかすを大量に投入してその後1カ月ほど継続しました。次の日やってれば全然違ったかも、と今でも悔やむ。

 

あとは、白いウネウネとした虫が生まれていたのを目撃した時、それはその段階で取り除いたり、はたまたこの段階であれば例の「黒いビニール袋に移して炎天下放置」対策が効いたかもしれない唯一の機会だったと思う。

実際やってないので、これはタラレバですね。

 

 

とにかく初動が大事!早ければ何とかなるかもしれないです。

というわけで、

 

水分過多に気を付けよう!

 

まとめ

・基材の状態と生ゴミの水分量のバランスに気を付ける。多すぎる水分を入れない。

・悪臭を放っているのは基材の分解がうまくいってない証拠。気づいた時点で改善する。(水分過多なら乾いた粉ものを投入するなど対策を取る)

・生まれたてのウジ虫なら、「黒ビニールに移して炎天下放置」などの対策で、撃退できるかも?

 

 

それでも、虫が発生したら…

立派なウジ虫たちは撃退不可(と思う…)。覚悟を決めて生ゴミを分解してもらおう。

前回書いたように、害虫というよりむしろ益虫。私が水分過多にして、微生物が働かない環境にして、その生ゴミを処理すべく来てくれたのだ!多分。

 

 

 

 

私の怠惰で、嫌なことは見て見ぬふりをする、根拠のない楽観・先延ばし主義という性格が露呈した1件でした。

いいことないぞ!(自分に言う)

 

皆さんは対策をお早めに・・・・

 

 

 

 

ダンボールコンポストの日々⑤失敗?ウジ虫が発生

順調に進んでいたコンポスト生活に終わりが訪れました・・・

そう、虫が発生したのです。ウジ虫。

初めはこれが何なのか、わからなかったんですが、調べた結果”アメリカミズアブ”と判明しました。

 

どうしよ・・・

 

しかし私は、コンポスト始める前に服部雄一郎さんが翻訳された「ゼロ・ウエイストホーム」を読み、さらに服部さんのブログもチェックしていた為、虫が発生する可能性があることと、アメリカミズアブは害虫ではなく益虫とする向きさえある、との認識がありました。

 

服部雄一郎さんのブログはこちら↓

sustainably.jp

こちらのサイトもとても為になりますよ↓

https://www.anonima-studio.com/zero-waste-japan/zero-index.html

 

 

そうなのです、腐敗物を積極的に分解してくれるアメリカミズアブは、見た目が気持ち悪いというだけの不快害虫で、実は害は無く益しかない・・・

なんと!見た目だけで嫌われている!?

そんなミズアブにやや共感すら覚えるではないか?

 

完全な駆除方法というのも見当たりません。

殺虫剤は肥料として使うなら使えないし、熱湯をかけるのも効果の割に元々の基材へのリスクが大きすぎるし・・・。

よく書かれているのは『箱の中身を黒いビニール袋に移して暑い所に置いて(車の屋根の上などベスト)おく』。しかし既にうじゃうじゃ発生しているミズアブ溢れる中身を袋に移し替えるのもしんどい(ミズアブ、ごめん)。さらに大きくなったミズアブは、それでも中々絶滅はしないという(そう思う)。

もしこの方法をやるなら、ほんと生まれたての小さい時なら効果あるかも?と思いますが、大きくなっててウジャウジャなら、どうだろう?本当、生命力あります、ミズアブさん。

あとは、本当に嫌!!!って人なら、そのコンポストを終了してしばらく放置する。

ごはんになるものが入らなければ、それ以上増えない。

私のコンポストはその時、2か月弱くらい・・・。迷いましたが、

 

共存していくことにしました

 

 

とはいえ、ウッジャウジャではしんどい(ミズアブ、ごめん)。

あと理由がイマイチ特定できないのですが、駆除しない方向だったのに、やはり駆除するようにした方がいらっしゃったり、ミミズコンポストの場合はミズアブの糞でヘドロ化しうまくいかないなどの情報もあり、ミズアブの糞が悪いということもないのでしょうが、ミズアブうっじゃうじゃイコール糞もいっぱいに・・・?

糞も堆肥になるとは思いますが、多過ぎるといいこととも言い切れない気がして、また見た目にしんどいという事から増やし過ぎないように共存していく方向を選びました。

その方法とは、生ゴミ投入で箱を開けた際に目立っているミズアブを庭へぽーい、として箱の中のミズアブを減らしてゆくことです。普通殺してしまうのでしょうが、出来なかったので庭の隅にぽーい。生きれるなら生きてって、駄目なら土に還ってくれ・・・という気持ちです。当然ながら親には内緒です。

夏だったこともあって、発酵がうまく行っているとその熱で、基材の上に出てくるんですね、だからその子たちを毎日ぽーい。

 

しかしミズアブの生命力は凄かった。出現当時は温度を上げての絶滅作戦で、ヌカとか油を投入していたけど、絶滅には程遠く。暑いから箱の外に出ようとしたミズアブがどこからともなく、隙間のないはずのダンボール下にパラパラ落ちていたし、熟成前にシートに広げてほとんどミズアブを除いたのに、熟成中にも何匹か成虫になって飛び立ちました。餌が無くなれば成虫になることが出来ないと思っていたのに、立派に羽ばたいていきました。

そして熟成後、箱を片そうとしたら!ダンボールの継ぎ目のガムテープ周辺に乾燥しきったミズアブ達が・・・うじゃっと。地獄絵図のようでした。それにしても、その数が怖い。どんだけ増えるんだ!

 

しかし、こんな事書いて「だからコンポストいやー」とか思われたら不本意

ぜっったいに駄目な人にはおススメできないけど、基本楽しいし、メリットもあるのでやってみてほしいのです。

今回、ミズアブ大量発生の原因が自分ではわかっているので、そのポイントを次回お伝えできたらと思います。なんだかんだでミズアブを嫌ってる感になってしまったけど、彼らはせっせと生ゴミを土に還そうとしてくれてるだけ(多分)なので。

 

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成虫はこんな見た目

 

ミズアブは

  • 害はほとんどなく、生ゴミを土に還してくれる益虫。(諸説あります)
  • 成虫は口が退化していて、エサは食べない。
  • 成虫は人を刺すことはない。
  • ミズアブに生ゴミを処理してもらう「ミズアブコンポスト」も存在する。
  • 飼料や昆虫食として注目されている。

 

 

 

こう書くと確かに、益しかないような気が。

生ゴミを土に還すという大仕事をしているミズアブさん、ゴミばっかり出す私たち。

ジブリの世界・・・要らないのはこっちじゃない?なんて思ってしまう。

深い~

ダンボールコンポストの日々④切り返し

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順調に進むダンボーコンポスト生活。

1か月が経った頃『切り返し』した方が良いかな・・・?と思いながらも、順調だったので放っておきました。だって面倒じゃーん、と思ってました。

しかし1か月半が経とうという頃、何だか分解進みにくいかなあ、すこし調子が悪いような・・・と気になり、思い切ってやってみました『切り返し』。

 ※「切り返し」とはダンボールの中身を全て空けて、よく混ぜ返して、元の箱に戻す作業のことをいっています。

 

 

切り返し作業のやり方

ブルーシートなんかあればよかったのですが、見当たらないので新聞紙2~3枚をダンボールとなりに広げて、底に箱の中身をどんどん出していきました。

全部出し終わったところで、上下上下とスコップを動かして全体をよく混ぜ合わせます。

固まりがあったら崩して、園芸手袋をつけて両手を使ってよく混ぜました。

全体が良く混ざったら、再びダンボールへ戻します。

するとなんと!!

 

カサ増ししてる!!

 

ダンボール7分目くらいだった基材が、9分目くらいまであるんですよ。

空気が入ったことによって、基材がフカフカになり量が増えました(ように見える)。

思えばここ1~2週間の間に、ちょっと分解進み悪いなと思い余っていたピートモスを追加投入していました。

あー、あのピートモス要らなかったかな~、と思いました。

追加ピートモス分なのか、空気の力なのか・・・

とにかく、切り返し後の基材は本当にフッカフカ

実際切り返ししてみると、もっと早めにやっとけば良かった・・・と思うくらい満足できました。

 

切り返しのメリット

  1. 基材の分解力が蘇る
  2. 入れた生ゴミの分解度合いを確認できる
  3. ダンボールの様子を確認できる

 

①基材の分解力が蘇る

・基材に空気が行き渡る

ダンボール接地面の使っていない基材が混ぜ込まれる

ことによって分解の力が上がるようです。

真ん中に生ゴミを投入することを続けていると、その辺りが水分が多く湿った状態になります。そうすると空気も入りこみにくくなります。

周りの基材と混ぜたつもりでいても、箱の中ではうまく混ぜることが出来てなかったようです。

またダンボールが傷まないように接地面の基材は残すように混ぜていたので、その使われていなかった基材が混ぜ込まれることで、新しく分解する力が出てきます。

フッカフカになった基材に生ゴミ投入したら、次の日にはアラ⁉ってくらい生ゴミがきれいになくなってました。

 

②入れた生ゴミの分解度合いを確認できる

分解しにくいとされる玉ねぎの皮、またコーヒーを淹れたあとのペーパーフィルターなども投入していた私ですが、それらの分解の進み具合をチェックできました。

ダンボールに入ってる時は、新しいものが投入されていくので解りづらかったのです。

玉ねぎはすぐにではないけど、古いものは分解されてるな、とか。

ペーパーフィルターもとっても時間がかかるけど、すごく前に入れたものは分解されてるみたいだなーとか。

あと卵やバナナに貼られてたシール、生ゴミに紛れ込んでたビニール袋のプラスチック片などが見えるので、それらを取り除いたりもできました。

 

ダンボールの状態を確認できる

基材が入っていたら、とてもじゃないがひっくり返せないダンボール。

新聞紙に中身を空けたので、箱を見てみたら底に穴が開きかかってました・・・

箱の真ん中部分です。

生ゴミの水分と、スコップで混ぜる時に当たりやすいので弱ってしまったんでしょう。

これはマズイ!と思って再び底板ダンボールと新聞紙を敷きました。

切り返しやって良かった、あのままじゃ穴あいてた・・・って心底思いました。

 

切り返し作業その後

初めは面倒くさいなーと思ってた切り返し作業ですが、その後の基材フッカフカ状態が楽しみで、今じゃ全然面倒に感じない。

むしろ在宅ワーカーの運動不足にいいんじゃ?なんて思う。

ただ切り返し後、箱に戻す時に大きなシャベルがあった方が早い。園芸用の小スコップではちょっと面倒です。ビニールシートに広げたのなら2人がかりでシート持ち上げて戻すと早いと思う。※私は1人で大シャベルで戻しています。

 

箱の真ん中がこんなに傷むとは、と気づけたので、この後から箱の中を2つに分けたつもりで2カ所で交互に生ゴミ投入するようになりました。

箱の中を左右に分けて、左に入れたら次の日は右に入れるという風に。

私はナナメ対角線を引いたつもりで直角三角形2つに分けましたが・・

 

コンポスト2回戦の今は箱が一回り小さいようで、やっていないのですが、それもおススメです。

フッカフカの基材、体験してみてほしい~

 

 

ダンボールコンポストの日々③入れるもの

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コンポストには入れていいものと入れてはいけないものがあって、その選別が面倒くさい(と言ってる人いますよ的な)とネット上で読んだことあるのですが・・・

確かにサイトによって分解されやすいものと分解されにくいものが違っていて、どっちなんだ⁉ということはありますが

 

基本的に、生ゴミなら何でもOK

 

と私は思っています。

分解されにくいと言われているものも、私は実験だと思って入れてみたりします。

ダメだなと思ったら後々取り出せば良いです、大体のものは。

 

 

コンポストに入れるものには

分解を促進するもの

分解しやすいもの

分解しにくいもの

という様な大まかなジャンルは存在します。

 

分解を促進するもの

廃油、糖分、米ぬか、炭水化物、脂っこいもの、などの高カロリーなものです。

成人病の大敵といえるもの達が大好物なのです。

分解がうまくいってないな、と思ったら「このメタボ野郎め・・・」と思いながら廃油などを投入しています。

廃油は本当に効果が大きい。これ分解するかな?とか早く分解してほしい、と思う時には廃油をタラリとかけます。

廃油ほどではないけど、米ぬかもちょっと温度上がらないなー、とか水分多いかなーって時に入れます。

今まで廃油を固めて捨てていた方!コンポストに入れましょう!

私は昔は廃油を捨てることに罪悪感に近いものがあったのですが、今は全く困らない。

むしろ廃油欲しいな、って瞬間があるくらい。

肉を焼いたりした時に出た油も、捨てないでコンポストに入れると良いです。

炒めものの後にフライパンやお皿に残った油も入れると良いと思う。

ゴミが出ないし洗い物もラクに。

※揚げ物後の大量の油を入れるのではなく、分けて少しずつで十分効果あります。

一度に大量に入れると逆に良くない環境になることも有り得るので、少しずつ!

 

それと飴玉も良いです。

私は基本、飴が好きではなくて喉が痛い時くらいしか食べないのです。

けど、飴ってちょこちょこ貰いませんか?職場でも友達でも、何だか飴をくれる人って多くて、もちろんそのまま舐めることも有るんですけど、後で・・・と思って食べなくなることも多い(すみません)。後は風邪の時自分で買ったけど食べなくなって残っていたり。古くなると、ますます食べない・・・

そんな飴たちが家に転がっていたのですが、それも1個ずつとか投入していってました。硬い飴玉が次の日にはきれいになくなります(生ゴミに紛れているだけかもしれないけど・・・)。

もう食べない飴が堆肥に生まれ変わる・・最高!

 

分解しやすいもの

↑の高カロリーなもの達に加えて、お茶殻やコーヒーかす、魚の内蔵やあら。

お茶殻やコーヒーかすは消臭に効果あるらしい。

コーヒーかすなんて入れた時から土のようだからね・・分解しているかわからない(笑)。

コーヒーかすのカフェインについて調べていたら、短期間のコンポスト堆肥化で問題ないのか?という疑念がわいてきたけれど、それはまた別記事にするとして・・・

大量でないならまず問題ないのでしょう。私も1回目のコンポストは既に肥料に使っていますし、ほとんどのサイトで推奨しているのです。私は結構入れています。

魚の骨が「分解しにくい」に分類されるサイトがちらほらありますが、私自身は分解しやすいと思う。

卸したアジやイナダの骨はコンポストに入れて問題なく分解しているし、出汁をとった煮干しも問題ない。食べた後残った干物の頭も入れたが、きれいに分解されました。

基材の状態が良ければ、次に日には跡形もなくなっていて、あの骨どこにいっちゃたの?ってくらいに何もないです。

 

分解されにくいもの

されにくいけどコンポストに入れてるもの

卵の殻、玉ねぎの皮、根菜類の皮など。

卵の殻はきれいに分解されます~、っていうネット上の情報を読んだことある気がするのですが、分解しづらい。

いつまでも残っています。でも細かくなるし、ここから虫が発生するという可能性も低そう、かつ栄養分になりそうという理由でどんどん入れてます。

手で握りつぶすか、基材に投入した時にスコップでザクザク突き刺して粉々にするようにしてます。

玉ねぎの皮も分解しにくい代表としてどのサイトにも載っていて、最初から入れないという人も。

私はどんどん入れてみて、1カ月過ぎくらいに切り返した時に状態を見たところ「分解されにくいけど分解されない訳じゃない」と実感。

でも玉ねぎの皮のひらひらが基材の中に点在しているのが、混ぜにくいし気になるので、出来るだけ一口大くらいに切って入れています。

少量ならキッチンバサミを使うのもいいですよ。

 しかし乾燥していて切りにくいので、嫌な人は入れない選択肢も有りだと思う。

じゃがいもやサツマイモ、里芋などの皮も分解されにくい。

こちらも同じくひらひらしてるのが嫌なので、包丁でザクザクと切って入れています。

 

されにくくてコンポストに入れてないもの

梅干しやアボカドの種、鶏肉の骨、貝の殻。塩分の強いもの。

これらは私は最初から入れてないです。種って本当に硬い。かぼちゃの種も入れたけど硬くていつまでも残ってました。

でもされにくいものも入れておけば一部は分解されるので、その後取り出してもいいかも。鶏の骨も少し残った肉の部分なんかは分解されるので、その後取り出すのは有りです。

その後かなづちで割れば最後まで分解されるのかな?・・・

アサリやしじみの殻はかなづちで砕いて庭に埋めるという方はいますが、コンポストには入れない方が良いかと。

塩分が強いと肥料として使った時に塩害が出る可能性があるとのことで、塩分強いものは入れてません。というか、そんなに塩分の強いゴミがでてません。

家庭で出るくらいの塩分なら気にしないでいいという情報もあるので、その辺りは自己判断ですが、気になるなという人は控えて。

 

まとめ

生ゴミは基本的に何でも入れられる。

硬いものは最初から入れないか、一部分解されたら取り出す。

根菜の皮やヘタは大まかにザクザク切ると良い。

 

とりあえず入れてみて、ダメなら取り出すというスタンスでOK。

プラスチックの袋の切りカスや卵の殻に付いているシールなんかも、入ってしまっても混ぜている内にわかるのでその時取り出せば大丈夫。

面倒だけど、大きいものや長いもの(特に野菜の皮や芯)は、ザクザク切っておくと分解しやすいし、残っていても邪魔になりにくい。

 

かぼちゃの種が肥料から芽が出て発芽しちゃいました~、という方もいたりして、それも楽しいですよね。

家庭で自分用ならそれも楽しめるし、あれこれ迷って困るくらいなら入れちゃえばいいと思うのです。

 

 

 

 

あ、でも水分が多くて大きいものは虫が発生しやすいので気をつけて~

 

 

 

 

 

 

ダンボールコンポストの日々②手順

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「基材に生ゴミを入れたらかき混ぜる」とか「埋めて土をかけるだけ」とか様々な情報が乱れ飛んでいて、悩ましい実際の作業。その人によってコツが若干違うんですよね。

 

 

 

 

コンポスト手順

流れ

穴を掘って生ゴミを埋めたら周りの基材をかぶせて放置

次の日その部分をかき混ぜる

また穴を掘って(できれば昨日の穴のすぐ隣あたり)生ゴミを埋め、周りの基材をかぶせて放置

これを繰り返す

 

生ゴミを投入した時に私はかるく基材と混ぜるようにしてます。これが必須かどうかは不明ですが・・・

分解がいまいちだなーと思ったら基材だけでなく、米ぬかを混ぜるも良し。

 

分解に必要なモノ

ダンボーコンポストって、ミミズも入れずただの土なのに生ゴミが分解されていく不思議・・・‼?と思っていたら土の中の好気性菌という微生物が分解してくれるらしいです。

この菌が働くには、空気と適度な水分が必須。

空気

空気を取り込む為によくかき混ぜることが重要とのこと。生ゴミを入れない日も混ぜた方が良いらしいです。

 

水分

適度な水分とは、基材を握ってまとまるけどすぐ崩れるくらいとのこと。

ピートモス+もみ殻燻炭基材はさらさらとしている為、そんな水分量には中々なりませんが。

私は途中から入れましたが、まず初回生ゴミを投入する前に水を(500ml~1Lとか?)入れても良いと思います。米のとぎ汁なら尚良し。

初めに入れる、と書いてあるサイトもあります。

入れ過ぎたらダメですけど。水分多すぎると今度は虫が発生しやすくなります(経験者)。

書いてないサイトも多くあるということは、生ゴミ自体の水分でもイケるということなのでしょう。

だから生ゴミを投入した時は、すぐかき混ぜて広げるよりも固めておくとその水分で分解が進むのではないのか?と私的には考えてます。

 

 

 分解するまで

10日~2週間くらいで出てくる白カビはうまくいっている証拠だというが、中々現れず。

初めのうちは野菜くずばかりだったこともあり「中々分解が進まない・・・」

と心配しましたが、分解していないのと分解の進みが遅いのは別!

 

ピートモス+もみ殻燻炭基材は結構さらさらとして乾燥気味の基材なので、水分が足りないのか?と思って途中で米のとぎ汁を足したり、分解が進まないことに焦り廃油や余っていた米ぬかを投入したり。分解は一応しているけど、温度も上がらないしいいのか・・・?とヤキモキしましたが、結果大丈夫でした。

2週間後くらいに無事、表面に白いカビの様なものが・・!喜々として混ぜ込む。

ここからが分解進んで楽しいらしい。

実際に分解進んで温度も上がってくると、1日でキレイに昨日の生ゴミが無くなってる!ってこともあって

まるで手品のよう~

気持ちいい~

というワクワクした気持ちが芽生えて楽しくなってきます。

 

ポイント

10日~2週間ほどで出てくる白いカビのようなものは分解がうまくいっている証拠。

・微生物が働くための空気を入れる。かき混ぜることが必要。

・水分があり過ぎても無さ過ぎてもうまく分解しないので、水分量に気をつける(分解が進んできた2週間後くらいからは特に)。握ってほろっと崩れるくらいを目安に!

・虫が発生しやすくなるので、生ゴミを入れたら表面は基材で覆う。

ダンボールに触れている辺りの基材は混ぜすぎずに残す感じでいると、虫の発生&ダンボールの傷みに効果的。

 

 

 

次はコンポストに入れるものと形状のことかな~

 

 

 

 

ダンボールコンポストの日々①準備

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6月に思い立って、ダンボーコンポストを始めてみました。

多くの自治体でやり方を紹介しています。それらと実際にやっている方のブログ等を読み漁り、勢いで始めました。

備忘録を兼ねて綴りたいと思います。

 

ダンボーコンポスト準備

 

実際に用意したモノたち

  1. ダンボー
  2. 基材
  3. 新聞紙
  4. 苗カゴ
  5. スコップ
  6. ガムテープ
  7. バスタオルとゴム紐

 基材以外は自宅で調達できました。実家って便利・・・

 

ダンボー

家にあったリンゴ箱。ダンボールが二重になっている丈夫なもの。

別で底敷用のダンボールも準備。アマゾン箱で商品が付いている底敷の1枚ダンボールを幾つかとってあったので、それを使う。

 

②基材

基材に出来るものは色々あるけど、ピートモス+もみ殻燻炭か腐葉土+米ぬか、の使用がスタンダードっぽい。

ホームセンターでピートモスともみ殻燻炭を購入。

3:2の割合で15kg:10kgがダンボールに入れる量と考えて、20㎏のピートモスと10㎏のもみ殻燻炭を合わせて1,245円で買いました。

思ったより費用かかる・・・?

 

③新聞紙

箱の底に敷く用。底敷用ダンボールがあればいらないかもと思ったけれど、家にあるのでダンボール+新聞紙1日分くらいを底に敷きました。

 

④苗カゴ

箱の底に敷く台が無いかと思って家を探したら、庭に放置されていた苗カゴを発見したのでそれを使用。通気性を保つ為らしいです。

 

⑤スコップ

かき混ぜる用のスコップ。先の尖ってないものの方が良い、と書いているサイトがあったのでそれを母親に伝えたところ、錆びて先の折れたスコップをもらい受けました。

 

⑥ガムテープ

箱の隙間をふさぐ用。クラフトテープが良いという情報多し。家にあったクラフトテープを使ったけど、布テープでも良いような・・・

 

⑦バスタオルとゴム紐

虫よけカバー。Tシャツなどを縫って被せる、というので自分の古いTシャツなどいくつか試してみたのですが、全然ムリ。

全く入りません、レディースのMサイズ。メンズLサイズ以上推奨。

無くて困っていたら使い古しのバスタオルを発見したので、それをかぶせてゴムで留めることに。

ゴムも家にあった裁縫用の細ゴム。実家って便利・・・

虫の侵入を防ぐ為なので、細じゃなく太い方がいいかもしれないが、家にあったもので。

 

 

組み立てよう

ダンボールを組み立ててガムテープで留めます。この時隙間という隙間もふさぐ。

隙間から虫が入ってくるとか。

私の箱は無かったけど、持ち手として空いている穴などもテープでふさぐ。

うまく貼れなかったけど内側からもテープで補強しました。

フタを立てるか、折り込むか、そのままか迷ったけれどとりあえずフタ有りにしました。

後から立てることもできるし・・・

フタないのも何か怖い・・・

底敷用ダンボール敷いて、その上に新聞紙も。

基材を投入。

交互に入れる、又はピートモスいれてからもみ殻燻炭を入れたら良さそう(もみ殻が軽いので)。

入れたらよく混ぜます。

苗カゴに載せて、カバーをかけて(まだカバー要らないけど)完成!!

 

どこに置く?

日当たりが良い風通しの良い場所がベストらしい。

あれこれ考えた結果、玄関脇の軒下(短いながら屋根がある)の場所に置きました。

ダンボールだから雨が怖いしなあ。

広い一軒家というわけではないので、意外と場所に困りました。

 

 

あとは生ゴミを投入していくのみ

コンポスト出来たら、毎日~500gくらいの生ゴミを投入していく。

3ヶ月~6ヶ月くらいを目安に、その後は熟成の工程へ。

まずは初日、真ん中に穴を掘って埋めました。

 

 

どうなっていくんだろ~